新年明けましておめでとうございます。
旧年中は格別のご厚情を賜り,厚く御礼を申し上げます。
さて、昨年は、2年目のコロナ禍の年と成ってしまいました。
10月以降には、新規感染者が全国で二桁台の日もあるなど収束を思わせる時期もありましたが、年末には、オミクロン株の市中感染が発生し、感染拡大が危惧されるところです。
全国の自治体に於いて、昨年は、所謂「県民割」など県内の交流人口の回復のための施策が展開されたこともあり、一部の宿泊施設などでは満室となる処も出るなど、客足の回復も見られました。
しかしながら、当協会の旅客鉄道会員にあっては、コロナ以前の2019年と比較し80%に満たない輸送人員で推移しており、貨物鉄道会員においても貨物取扱量が80%半ばと、何れも厳しい状況が続いております。
この様な中、昨年当協会では、東日本大震災以降永らく休止状態にあった運輸・技術委員会の部会活動を再開致しました。9月に営業部会、11月に運転部会をWeb開催し、今後の取り組みについて熱心な討議が行われました。
営業部会においては、旅客会員のイベント列車情報を取り纏め発信する取組を始めました。運転部会では、「指導運転士研修」を実施致しました。本年も1月の土木部会の開催を皮切りに、電気、車両部会及び鉄道技術・安全アドバイザー会議を開催し、技術・ノウハウの共有等により、会員各社局の技術力の向上と継承に寄与して参りたいと考えて居ります。
いずれにいたしましても、本年は、オミクロン株の国内感染を極力最小限に抑え込み、新型コロナ終息が実現される年と成る様に、引き続き感染防止に努めると共に、ポストコロナを展望した取り組みを一層強化して行くことと致したいと思います。
結びに、今年が皆様にとりまして光明の年と成りますことを祈念申し上げますと共に,東北鉄道協会、東北の地域鉄道に対しまして、一層のご支援とご協力を賜ります様お願い申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。
令和4年 元旦
東北鉄道協会会長 澤田 長二郎
協会名 | 東北鉄道協会 |
所在地 | 〒983-0841 宮城県仙台市宮城野区原町一丁目2-1(仁木ビル2F)Google Mapで見る |
業務 |
鉄道事業経営に関する調査、研究 共同利益についての協力 会員相互の技術力共有 官公庁に対する請願・陳情 事業経営資料の頒布 会員相互の親睦・意見交換 |
TEL | 022-291-9787 |
発足 | 昭和22年9月28日 |
会員 | 19社 |
鉄道事業使命達成のため、事業の健全な発達、共同利益の増進、会員相互の親交。
会長 |
津軽鉄道㈱代表取締役社長 澤田 長二郎 |
副会長 |
会津鉄道㈱代表取締役社長 鈴木 重敏 |
岩手開発鉄道㈱代表取締役社長 岡田 真一 |
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専務理事 |
東北鉄道協会事務局長 髙橋 浩也 |
監事 |
仙台臨海鉄道㈱代表取締役社長 但野 新二 |
山形鉄道㈱専務取締役 押切 榮 |
(順不同)
津軽鉄道(株)、弘南鉄道(株)、青い森鉄道(株)、(一財)青函トンネ記念館、八戸臨海鉄道(株)、三陸鉄道(株)、IGRいわて銀河鉄道(株)、岩手開発鉄道(株)、仙台市交通局、仙台空港鉄道(株)、仙台臨海鉄道(株)、秋田内陸縦貫鉄道(株)、由利高原鉄道(株)、山形鉄道(株)、阿武隈急行(株)、福島交通(株)、会津鉄道(株)、福島臨海鉄道(株)、道南いさりび鉄道(株)